先端Prize展

「先端Prize展」

【出展者】
草野温子 (サロン・ド・プラタン賞 2015年度修了生)
藤田クレア(買い上げ賞 M1在籍)
吉田有徳 (平山郁夫奨学金賞 B4在籍)
根本匠  (安宅賞 B3在籍)

【日程】
レセプション:9月30日(金)14時〜
展示:9月26日(月)—10月1日(土)

時間:11:00—17:00
場所:東京藝術大学上野校地  絵画棟1F  アートスペース
入場料:無料

【教員コメント】

シン・ゴジラ流行ってますね。
 この前、3回目を蒲田の古い映画館で見ました。入れ替え制のない、お尻が痛くなるのさえガマンすれば何回も映画を見れる、ある意味最高な映画館です。そして映画館を出た後、蒲田駅前まで散歩すれば、そこは先程の映画の中の景色が。あそこを蒲田さん(仮称)が驀進したのか…とかこの橋のあたりで蒲田さん(仮称)上陸したのかな、とか妄想する楽しみがあるわけです。
 8月15日、この「シン・ゴジラ」の発声可能上映会が新宿バルト9でありました。TVとかの(浅い)レポートでは「なんと庵野総監督も登場!」とか騒がれていましたが、元はコレ、島本和彦先生の「庵野……オレの負けだ……  #シンゴジラ」の連続ツイートから始まっているわけで。マンガ家の島本和彦先生、知ってますか?最近の代表作はドラマ化された「アオイホノオ」。「炎の転校生」とか「吼えろペン」とかも面白いです。で、庵野秀明さんと島本和彦さんはもともと大阪芸大(漫画の中では大作家芸大)の同級生だったんですね。で、やたら濃い才能が奇跡的に大阪芸大に集っていた大学時代の話を漫画化したのが「アオイホノオ」です。庵野監督も実名で出てきます。冒頭には「実在の人物・団体等の名称が一部登場するが、あくまでこの物語はフィクションである」とか書いてありますが。
 学生にとって、大学で得られるメリットってなんだろう?とか時々考えます。カリキュラム?使える設備?教員の質?機材?もちろんこういうのも大事なことだと思いますが、自分が大学生の頃のことを思い出しても、先生の顔は数人しか思い出せませんが(すみません、当時の先生)、やっぱり同級生や上級生、下級生の「濃い」人たちとのいろんな体験や行動が、今の自分の基礎を作っているようにも思います。今の芸大や他の美大生の皆さんにも、そういう環境があると良いな、と島本さん庵野さんの関係を見つつ思うわけです。
 あ、そうそう。先日、川崎市民ミュージアムで開催されている「『描く!』マンガ展」を見てきたのですが、島本和彦先生のコーナーに提示されていた「炎尾燃の熱血漫画家十訓」が素晴らしかったので、ここに転載して締めにします。
「炎尾燃の熱血漫画家十訓」
一、命がけで描け! 一、限界を越えて描け! 一、喰うのを忘れて描け! 一、自信をもって描け! 一、思い切って描け! 一、失敗したら新しいのを描け! 一、夢を見て描け! 一、よく寝てから描け! 一、最後まで描け! 一、明日も描け!
 美大生の皆さんは「描け」を「作れ」に読み替えてどうぞ。
心に棚を作りながら。八谷和彦)