1940ʼs フジタ・トリビュート Foujita in the 1940’s: Tributes

1940ʼs フジタ・トリビュート Foujita in the 1940’s: Tributes

エコール・ド・パリの寵児であった藤田嗣治の没後50年にあたる本年は、その画業の全貌にせまる大規模な回顧展が東京都美術館ほかで開催されます。藤田の人生は、華やかなエコール・ド・パリ時代、太平洋戦争期の作戦記録画に関わった時代、戦後日本を去りふたたびフランスへ渡りキリスト教をテーマにした絵画に専心していった時代と、おおきく3つにわけることができます。本展は、現代の作家たちがその2つめの時代、1945年の終戦をはさみ「戦争」という大きな時代の流れに翻弄された藤田の1940年代にフォーカスして制作したトリビュート作品とともに、近年、東京藝術大学に寄贈された藤⽥資料の一部も展示いたします。

藤⽥は東京藝術大学の前⾝・東京美術学校の卒業⽣です。また藤田の作戦記録画の代表作《アッツ島⽟砕》が1943年に東京府美術館(当時)で展示されたのもまた上野でした。本学の卒業⽣かつ教員でもあった野⾒⼭暁治⽒のエッセイ集『四百字のデッサン』(1978)は、戦時下、美校を繰り上げ卒業になる直前に《アッツ島⽟砕》を⾒た記憶から書き起こされています。それから75年を経て初めて、都美術館に作品として「帰って」くる《アッツ島⽟砕》、そして1949 年に離⽇してから初めて上野に「帰って」くる藤⽥を迎えるべく、本学にゆかりのある作家を核に、1940 年代の藤⽥を考える機会とします。

会期:2018 年7 月28 日(土)―8 月15 日(水)
会場:東京藝術⼤学陳列館
開館時間:10:00-18:00(⼊館は17:30まで)
休館⽇:⽉曜⽇
⼊場無料

主催:フジタ・トリビュート・プロジェクト、東京藝術⼤学
助成:公益財団法⼈テルモ⽣命科学芸術財団、公益財団法⼈野村財団、公益財団法⼈朝⽇新聞⽂化財団、公益財団法人日本文化藝術財
協賛:株式会社資⽣堂

[会場]東京藝術大学陳列館
110-8714 東京都台東区上野公園12-8
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)/ 1940s.fujita.tribute@gmail.com

展覧会公式ウェブサイト| https://1940foujita.tumblr.com/
facebook | https://www.facebook.com/1940s.fujita.tribute

◆シンポジウム
「猪熊弦一郎と藤田」
モデレーター:林洋子(美術史研究、文化庁芸術文化調査官)
ゲスト:古野華奈子(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館キュレーター)
日時:8月4日(土)16:00〜17:30
会場:東京藝術大学内*詳細は確定次第公表

いずれも無料、予約不要
イベントの詳細は公式サイト、Facebookをご覧ください。

五十音順
[出品作家]

秋本貴透/ Akimoto Takayuki
O JUN
小沢剛研究室/ Ozawa Tsuyoshi Lab.
笹川治子/ Sasakawa Haruko
平川恒太/ Hirakawa Kota
村田真/ Murata Makoto
米田知子/ Yoneda Tomoko

東京藝術大学 先端芸術表現科 学部4年・修士2年 WIP展 2018

来春卒業・修了する先端芸術表現科の学生による夏の展示「WIP(Work In Progress)展」を今年も取手校地で開催します。本展は卒業・修了展に向けての制作過程を提示する場というだけでなく、自己の表現を改めて見つめ直す場、新たな対話の生まれる場として独特な空気感を持っています。作り手の思惑が積み重なり削ぎ落とされ、外気に晒されることで異なる視点を獲得するはずです。絶え間なく変化し続ける制作、思考の波打ち際を、取手の広い空の下「WIP展」でご堪能ください。

【会期】
2018年7月17日(火)~7月20日(金) 11:00~17:00
【会場】
東京藝術大学取手校地敷地内(メディア棟、大学美術館、他)
〒302-0001 茨城県取手市小文間 5000