TORIDE ARTPATH 2018『アートパスタ』-絡み合う視線-

アートパスは、年に一回、東京藝術大学の取手校地にて開かれるオープンキャンパスです。しかし、その内容は入 試説明会や校内見学だけではありません。
まず、先端芸術表現科 2・3 年生の進級展。普段から取手校地に通う先端の学生が、その年の集大成として作品 を制作する、アートパスのメインとなる展示です。また、上野など他キャンパスに通う学生も、取手の広大なスペー スを活かして展示を行います。 そして、それらに負けない熱量でさまざまなイベントを開催します。ゲストにキュレーターを迎えたトークショー、各 工房で魅力的な体験ができるワークショップなど、各科の企画による盛りだくさんの内容となっています。 取手校地にかかわる人々が、それぞれの姿勢で作品やイベントを見せる二日間。そこにはひとつではなく、たくさん の視点が存在します。このアートパスに訪れたあなたによって、その視点は視線へと変化し、お互いを繋ぐものとな るでしょう。 アートパスでそれらの視線が絡み合うとき、普段起こりえない作用が両者のあいだで引き起こされることを、私たち は切に願っています。

概要
主 催 : 東京藝術大学取手アートパス 2018 実行委員会

会 場 : 東京藝術大学取手校地
開催期間:12月1日(土) ~ 12月2日(日) 10:00-17:00入場料 無料

◇展示
各学科紹介パネル展示 (東京藝術大学)
先端芸術表現科 2・3 年生成果展 (先端芸術表現科)
先端芸術表現科 学部 2 年「フィールドワーク」映像展示 (先端芸術表現科)
素材表現演習 I~VI(共通工房)
GAP 手を使って考える (グローバルアートプラクティス (GAP) 専攻修士 1 年)
デザイン研究室展 (美術研究科デザイン専攻デザイン修士1年)
壁画第2研究室有志展 (美術研究科絵画科壁画専攻修士1年)
4 人 あのね、ひとつきのこと (油画第 3 研究室修士1年)
工芸専攻染織分野成果発表展 (美術研究科工芸専攻染織分野) 日々の足あと (美術学部絵画科日本画専攻学部 3 年)

◇イベント
レセプションパーティー(取手アートパス 2018 実行委員会)
先端芸術表現科 _ 入試説明会 / スタジオ見学 (先端芸術表現科)
取手校地オープンキャンパス (東京藝術大学取手校地事務室)
編集者・河内タカ氏スペシャルトーク (取手アートパス 2018 実行委員会)
Brian Corr 吹きガラスデモンストレーション (工芸科ガラス造形研究室)
ガラス造形工房オープンアトリエ、ガラス小物販売 (工芸科ガラス造形研究室)
陶芸 野焼きワークショップ (藝大ファクトリーラボ)
バシェ音響彫刻修復プロジェクト「勝原フォーン FACTORY コンサート」(藝大ファクトリーラボ)
工房ワークショップ (藝大ファクトリーラボ)
4 人 あのね、ひとつきのこと 作家トークショーとクロージングパーティー (油画第 3 研究室)
利根の桜の花みこし byDOOR(DOOR プロジェクト)
音表現論オープン授業音から見る映画 ジャン=リュック・ゴダール「さらば愛の言葉よ」(音表現論講師 : 川崎義博)
つぼやきいもをつぼからつくろう!大つぼ制作見学ツアー(取手アートプロジェクトオフィス)
アートマーケット (取手アートパス 2018 実行委員会)
オープンスタジオデザイン、油画・壁画、彫刻(各科・各研究室)
公開トークセッション取手から世界とつながるアート・センター大構想大会(国際芸術創造研究科)

◇飲食店
Great alien plate(GAP 修士2年有志)
Pizza Camera Ardente/ ピザ・カメラ・アルデンテ(佐藤研究室) ファクトリーバル(藝大ファクトリーラボ)
RITZ FARM つぼやきいも(藝大食堂、取手アートプロジェクト《半農半芸》)

◇アクセス
東京藝術大学取手校地 〒302-0001 茨城県取手市小文間 5000 番地
【電車でお越しの場合】取手駅 (JR 常磐線 ) 下車後バスで約 15 分 【バスについて】
取手駅東口前 2 番乗り場から大利根交通バス (320 円 ) 約 15 分 東京芸術大学前下車
取手駅東口 4 番乗り場からスクールバス ( 無料 )15 分 【車でお越しの場合】常磐線自動車 柏 IC から約 30 分
( 駐車場が少ないため、公共交通機関のご利用をお願いします )

>>スクールバス増発運行表

◇お問い合わせ先
〒302-0001 茨城県取手市小文間 5000
先端芸術表現科合同教員室 (050-5525-2595) アートパス 2018実行委員会 (toride.artpath@gmail.com)
取手アートパス 2018ホームページ https://torideartpath2018.tumblr.com/
取手アートパス 2018Twitter @toride_artpath

上野千鶴子《アートとジェンダー》Chizuko Ueno《Art and Gender》

特別講演会のお知らせ

タイトル:「アートとジェンダー」
講師:上野千鶴子
日時:11月12日(月)18:00-20:00
主催:東京藝術大学美術学部先端芸術表現科/大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻
会場:東京藝術大学上野校地中央棟1F第一講義室
東京都台東区上野公園12-8

アートの中で女性はどのように描かれてきたのでしょうか。見る男性、見られる女性というジェンダーの非対称性は、表象世界の伝統、そして社会通念の中に当たり前のように存在しています。しかし、最近の#MeToo運動の影響もあり、アーティストとモデルの関係など、表現活動がはらむ暴力性は日本でも意識されるようになってきました。ジェンダーを取り巻く問題を熟慮することは、アーティストにとってますます重要になってきています。今回東京藝術大学では、ジェンダー研究のパイオニアであり、指導的な理論家である社会学者の上野千鶴子氏を招いてレクチャーを行います。セクシャリティ、ナルシシズム、ヌードや性器の表象、眼差しに宿る政治性など、あらゆる角度からジェンダーと表現の関係について鋭く切りこんで行きます。古くて新しいテーマであるアートとジェンダーについて、今日的視点から考えるまたとない機会になるでしょう。

講師プロフィール:
社会学者
東京大学名誉教授
認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長
1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。平安女学院短期大学助教授、シカゴ大学人類学部客員研究員、京都精華大学助教授、国際日本文化研究センター客員助教授、ボン大学客員教授、コロンビア大学客員教授、メキシコ大学院大学客員教授等を経る。東京大学文学部助教授(1993〜1995年)、東京大学大学院人文社会系研究科教授(1995〜2011年)。2011年度から2016年度まで、立命館大学特別招聘教授(2011〜2016年)。2011年より認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。

Special Lecture

Title: Art and Gender
Lecturer: Chizuko Ueno
Date: 18:00-20:00, Monday, November 12
Organized by: Department of Intermedia Art / Global Art Practice, Graduate
School of Fine Arts, Tokyo University of the Arts
Venue: Lecture room 1, 1F Chuo-Building, Ueno Campus, Tokyo University of
the Arts
12-8, Ueno Koen, Taito-ku, Tokyo
※Whispering translation from Japanese to English available by booking

How have women been portrayed within the realm of art? Gender’s asymmetry, the man’s view and the viewed woman, is a traditional representation as well as a concept that is seen to be the norm by the current society. However, the undercurrent of violence that exists in artistic expressions, like the relationship between the artist and the model, has started to be reconsidered in Japan as well, due to the recent movements like #MeToo. It is important for artists to carefully consider the issues surrounding gender more than ever. In this lecture held at Tokyo University of the Arts, we are inviting Dr. Chizuko Ueno, who is one of the pioneering researchers specializing in gender and is also a leading theorist and sociologist. We will examine the relationship between gender and expression from various angles including, sexuality, narcissism, symbolism of nude and sexual organs and the politics that exists in the gaze. This lecture will be a fantastic opportunity to think about an old but new theme of art and gender from a contemporary point of view.

Profile of the Lecturer:
Sociologist / Emeritus Professor, Tokyo University / Chief Director, NPO WAN
(Women’s Action Network)
Born in Toyama, 1948. Received PhD. in sociology from Kyoto University. Her academic career includes Associate Professor of Heian Jyogakuin, Visiting Researcher of Department of Anthropology, University of Chicago, Associate Professor of Kyoto Seika University, Visiting Associate Professor of International Research Center of Japanese Studies, Visiting Professor of University of Bonn, Visiting Professor of Colombia University, Visiting Professor of Colegio de México, Associate Professor of Faculty of Letters, The University of Tokyo(1993-1995), Professor of Graduate School of Humanities and Sociology, The University of Tokyo(1995-2011), Short- Term Guest Professor, Ritsumeikan University(2011-2016).
Chief Director of NPO WAN (Women’s Action Network) since 2011.